我が家の洗濯機が壊れてしまいました。機種はTW-180VEです。 症状としてはエラーが出て、洗濯できても排水できないという状況らしい。 新しく買うのもお金がかかるということもあるので、排水以外は故障していない感じなので修理することにしてみました。
ぐぐると私と同じような排水弁の問題がかなり出てきました。 これぐらいならなんとかなるんではないかと思ったので修理してみます。
分解して故障箇所を特定してみる。
洗濯機の下の部分を外します。ネジはプラスドライバーで開けれます。
はい、開きました。 排水弁と、モーター部分を見てみます。
はい、モーターと排水弁をつなげているはずのワイヤーがありません。 排水できなかったのはこれが原因のようです。 排水弁は左のプラスチックの塊で、モーターは丸っこいやつです。 本来なら排水弁とモーターは針金でつながれているはずなのですが、金属疲労かしらんけど切れていました。 10年間使っていることも考えればこうなることもわかりますが、こうなるとは誰もがわからないと思います。 もうちょっと丈夫にしてほしいと思いましたが、これぐらいなら直せそうなので直していきます。
修理代
針金代100円のみ(ホームセンターで買いました)
修理していく
注意事項
- 分解する際は電源コードを外して、感電が起こらないように注意してください。
- 基盤部分にはふれないようしましょう。(下手したら壊れます)
- 水漏れに注意して作業しましょう。(基盤部分に水がかかったりするとまずいので気をつけて作業してください)
- フローリングのように床が水に弱い場合はしっかりとタオルなどを用意しておきましょう
こいつが排水弁です。歯車みたいな形をしているところを回すと、
こんな感じで取れます。 排水弁のゴムの部分にプラスチックの棒が刺さっていますが、抜いても問題ないので無理矢理引っこ抜いてください。 中にバネが入っているので開けるとき少し堅いかもしれません。
見事に中のバネが途中で切れていました。 無理矢理ですがこのバネの間に針金を突っ込みます。 家に針金がなかったのでホームセンターで買ってきました。
一応、二種類の太さの針金を買ってきました。一つで100円です。かなり安い。 これをバネの間に突っ込んで無理矢理プラスチックに突っ込んでみると
このように入れます。 あとは、ゴムの部分にこのプラスチックのピストンを入れます。
こんな感じになりました。 針金は長くなくても大丈夫です。これの3分の1ぐらいの長さで十分でした。
こんな感じで最初と同じようにつけ直します。 この針金を引っ張ると排水弁が開いて水が脱水されるという仕組みです。 この針金をモーターから出ている輪っかに通します。
モーターから出ている輪っかをそっと引っ張れるとこまで引いて針金の長さを調整します。 あとはしっかりと針金とモータから出ている輪っかを固定して修理完了です。
最終チェック
ドキドキしながら動かしてみます。
お、キターーーちゃんと水が脱水できてる。 こんな当たり前のことに感動しちゃいました
無事、何事もなく洗濯が終わりました。 これでこれからも頑張ってくれ! これは動作確認の様子の映像です。
まとめ
ということで、無事直せましたが、機械が苦手な人はあまりやらない方がいいかもしれません。自分みたいに下手でも多少リスク承知でやられた方がいいと思います。 今回のような排水弁の修理なら、感電の危険性はかなり低いですが、自力で直す場合は気をつけて作業してください。 材料費が100円で済んだことを考えると家計にもかなり貢献したのではないのかなと思います。これのご褒美がほしいところですが、無理やろうなーー ということで、洗濯機の排水弁修理の記事でした。