この記事では、自宅サーバとVPSの二つを対象にして、長所と短所を比較してみます。
自宅サーバの長所
- ハードウェア単位での知識が増える
- ネットワークの勉強になる
- そこそこのスペックを比較的安く中古で買える
- ローカルでのファイルのやりとりは速い
自宅サーバの一番の特徴としてハードウェアの知識が増える点です。特に大学生で自分のようにインフラのような仕事につきたいと思ってる方にはおすすめです。 中古のサーバ機の場合は、比較的安くハードを買うことが出来るので、サーバを置く場所さえあればなんとかなりますファイルの共有をよくしている方はVPSよりも自宅サーバの方がおすすめです。やっぱり自宅の有線の方が当たり前ですが速いです。
自宅サーバの短所
- 電気代やばい
- ハードウェアの管理をやっておかないとだめ
電気代はかなり行きます。そこが唯一の問題です。また、HDDが消耗品ということもあるのでハードウェアの管理をしっかりしておかないといけないという点です。
筆者の場合では、常時動かしているのは、ネットワーク機器(POE対応含める)10個、サーバ機器3つということもあり、月に約10000円くらいの電気代がかかってます。スペックのことを考えると確かにVPSより安くはなりますが、高いです(^^;)
VPSの長所
- 安い
- ハードウェアの管理をしなくてもいい
比較的安いのが特徴です。HDDが壊れることなどを考える必要がないということや場所をとらないということもあり、自宅サーバに比べると入りやすくなっています。また、電気代+サーバ導入費用+(HDDやSSDなど)サーバの保守費用などのランニングコストのことを考えるとかなり安いです。 しかし、CPUやストレージが共用になっているので、処理を多用する場合は注意が必要です。
VPSの短所
- ハードウェアでの拡張が出来ない
- 共用使用になるので思ってるほど性能が発揮できない
- ストレージが高い
共用使用ということもあり、性能が発揮できないということや、スループットもあまりでない時があります。また、CPUに負荷を掛けすぎると、提供側から制限を掛けられる可能性があります。
まとめ
自宅サーバとVPSには長所もあれば短所もそこそこあります。なので、CPUをよく動かすようなことやストレージサーバは自宅サーバにまかせて、安定性を求める部分(例えば、公開用サーバなど)にはVPSという運用の形態がおすすめです。